代表挨拶
NPO法人英田上山棚田団は「楽しいことは正しいこと」を理念に発足した大阪の異業種の集まり、協創LLP(有限責任事業組合)のエコプロジェクトとして2007年9月に任意団体としてはじまりました。
2011年8月にNPO法人として棚田再生をはじめとして環境保全や地元資源を生かした地域の活性化に取り組んでいます。
月曜から金曜日まで会社で働き、週末に上山の棚田に通う週末里山暮らしを実践するメンバーや上山に移住するメンバーも増えてきています。
みんなで汗を流し、草刈、水路掃除、そのほかの田んぼ仕事をやり遂げた満足感はことばに言い表せないものがあります。やらされてるのでなく自らがやることを自分で見つけて動く、みんながフラットな関係で繋がっていることも魅力です。
メンバーの移住がきっかけで活動も大きく動きだしメディアにも取り上げていただく機会も増え、上山で田舎で生きていくためのブランド作りも動きだし支援を申し出てくださる個人、企業も出てきています。また、地元の小学校、高校生を巻き込んだ活動も動きだし未来につながる活動ができつつあります。
子供からじいちゃん、ばあちゃん達と里山で楽しく、豊かな暮らしができることを「やったらいいやん!」という合言葉とともに楽しさをかたちにするため、これからもいろいろ挑戦していきたいと思っていますので、引き続きご支援、活動への参加をお願いいたします。
井上 寿美(いのうえ ひさみ)
2011年から東京でIT会社に勤めながら月に1〜2回週末に夜行バスで上山に通い、英田上山棚田団の棚田再生活動(水路掃除、草刈り、田植え、田の草抜き、稲刈りなど)に参加。週末通いの「点」だけの関わり方ではなく、もっと地域の方々との交流や棚田再生活動に関わりたく、2016年6月に東京より地域おこし協力隊として移住。2017年7月、NPO法人英田上山棚田団の代表理事に就任。日々仲間と一緒に棚田再生活動を通じて「楽しいことは正しいこと」を実践中。 |