• 棚田団メンバー紹介一覧
• 水柿 大地

Q１. 上山をどうやって知った？

法政大学現代福祉学部で農村における地域づくりを学んでいましたが、現場に出て学びたいとの思いから大学を休学。発足から間もない地域おこし協力隊制度の活用を模索していたところ、上山地区での棚田再生に取り組む 人材を募集していた美作市に出会い、移住することとなりました。当初は休学して一年限り活動を行う予定でし たが、地域の人や集まってくる人の魅力にハマり、再生に関わった棚田や空き家への愛着なども増す一方。気が 付けば農村で暮らす高齢者の生活支援事業も自ら立ち上げ、そのまま定住しています。（大学は無事卒業できました）

Q２. 棚田団での役割、あるいは棚田団との関わり方

英田上山棚田団では理事を務めていて、棚田での農作業はもとより法人の運営にも関わっています。
いわゆるヨソモノが棚田団メンバーの多くを占めているため、住民の方から親しみを持ってもらえるように意識 してコミュニケーションを図ってきました。活動新聞の発行やランチ会の定期開催の他、バスツアーや夏祭りの 開催等で交流の機会をつくっています。棚田団の一員であると同時に上山住民でもあるため、宮総代や消防団に携わるなど、積極的に地域の仕事にも参加しています。自分のやりたいことばかりではなく、地域の仕事を担う重要性を伝えることも自分が大事にしている役割の一つです。
あとは駄洒落や言葉遊び好きなので、企画やイベントの案出しは楽しみながらやっています。

Q３. どんな想いで携わっている？（関わっている？）

今ある上山のコミュニティを大事にしつつも、これからの時代や人に合わせて変化していける「しなやかさ」を 持つ地域にしていきたいとの想いで関わっています。地域内外問わず多くの方が交わって集落機能を維持してい けるよう、参加しやすい企画や仕組みをこれからも考えていきます。