Weekly棚田団・11月第2週

11.12

2024年11月12日発行 編集:水柿大地

Weekly棚田団 Vol.27の今回は、11月第2週の棚田団の様子をレポートします。

稲刈り後にハゼ干し(天日干し)をしてから雨が続いてしまったことで、一部の稲は脱穀ができないまま11月を迎えることとなりました🌞例年だと9月末にはすべての稲刈りが終わり、天日干しと脱穀作業も10月10日頃には完了しているため、約1か月は収穫期間が遅くなった今年のお米づくりです🌾

11月3日からしばらく晴れの日が続く予報だったため、11月5日から脱穀作業を再開✊東京から法政大学現代福祉学部の学生「しほちゃん」が参加してくれて、棚田団メンバーと共に作業を進めてくれました👧

脱穀をしたあとの稲藁は回収して倉庫に保管しますが、棚田団だけではすべてを使いきれません。今年は茅葺職人集団である「くさかんむり」さんが、屋根の茅葺の際に使う縄を上山の稲藁で作ってみたいというお申し出があり、職人さん4名が上山にお越しになって稲藁を持ち帰られました🚚
田んぼで生み出したものを、顔が見える関係の中で循環させていく。そんな出来事がまた一つ増えたことがうれしいです。

にわか雨に見舞われながらも、田んぼの上での収穫作業は無事にやりきることができて棚田団一同ホッとしています。あとはお米の周りについている籾殻(もみがら)を取り除く「籾摺り」という工程を経るのみです。
来週のWeekly棚田団ではその様子もお知らせできると思います。

稲株主の皆さまには、先行して晴れているうちに稲刈りから籾摺りまでを終わらすことのできていたお米を「配当米」として発送させていただきました。米袋は印刷したものではなく、毎年お一人お一人のお名前を棚田団メンバーの手で書かせていただいています。お名前を見て、今年のお米づくりを応援いただいた皆さまに感謝しながら発送作業をしています。
お手元に届いた皆さまは今年の棚田米の味をご賞味ください!

11月17日(日)10時から、今年の米作りの締めを飾る、『収穫祭』です!🌾🙌
みんなで楽しく、美味しい新米をたらふく味わいましょう🍚
会場となる「大芦高原温泉雲海」にてお待ちしています!


野菜部の畑で育った野菜たちもすっかり食べられるほどに大きくなってきています。
11月30日の午前には収穫を神様に感謝するお祭り「新嘗祭」が上山神社にて執り行われますので、それに合わせて野菜部の畑でできた野菜も神社にお供えさせていただく予定です。
新嘗祭後のお昼には参加可能な皆さんと共にいちょう庵にて畑の野菜を使った鍋を囲めればと思っております。
作業に来られている方はもちろん、今回の宴会と新嘗祭のみの参加の方も、どちらも可能ですので是非お越しください。
<参加費について>
以下ご持参ください。
① 野菜部への参加をご希望の方→2000円
② 30日の神事および宴会のみ参加をご希望の方→1000円
参加をご希望の方は棚田団のメールもしくは公式LINEまでご連絡ください。


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