2025年度地球環境基金活動報告書完成しました。

04.23

稲株主のみなさま、活動に関わってくださっている皆さまへ
いつも英田上山棚田団を応援してくださり、本当にありがとうございます。

2025年度も、全国からたくさんの方が上山の棚田に関わってくださり、田んぼの作業だけでなく、水路や里山の手入れ、生きもの調査、自然体験、学びの場づくりまで、活動の輪がさらに広がった一年となりました。

みなさん一人ひとりの関わりが、棚田の風景を守るだけでなく、この土地に残る暮らしや文化、そして生きものたちの居場所を未来へつないでくれています。心より感謝申し上げます。

今年のハイライト
稲株主 200名超・292口
今年度は稲株主数が大きく伸び、200名を超えました。継続して関わってくださる方に加え、新たに上山の棚田とつながってくださる方も増え、活動の広がりを実感する一年となりました。

>みんなで支えた棚田の一年
田植え、草取り、稲刈りはもちろん、水路の手入れや日々の維持管理まで、多くの人の手で上山の棚田が支えられました。人が集まり、一緒に汗をかくこと自体が、棚田を守る大きな力になっています。

>生きもの調査で見えてきた上山の豊かさ
今年度は、水辺の生きもの調査と鳥類調査を継続して行い、池・水辺・森林・棚田がつながる上山ならではの環境の豊かさが、少しずつ見える形になってきました。
水辺では魚、カエル、水生昆虫など20種を超える生きものが確認され、鳥類調査では30種以上を記録しました。棚田や水路があることで支えられている命のつながりを、あらためて実感する一年となりました。

>自然体験と学びの場も広がりました
上山を訪れた参加者は、自然体験ツアーや共同自然学校、里山保全作業体験、大学・専門学校の受入れなどを合わせて、延べ365名となりました。
子どもから大人まで、多様な人が上山で学び、体を動かし、暮らしに触れる機会が生まれました。

>連携の広がりも前進しました
今年度は4団体が新たに加わり、企業や教育機関とのつながりも少しずつ広がってきました。個人の参加だけでなく、団体や学校との連携が増えてきたことで、棚田を支える仕組みがより厚みを持ちはじめています。

>あなたの持ち株が地域を支えています
NPO法人英田上山棚田団では、棚田の維持管理として
水田面積 約2ha
草刈り等を含む景観管理面積 10ha以上
を日々支えています。

稲株主制度は、お米を受け取る仕組みであるだけでなく、こうした地域の農地や景観、水路、生きもののすみかを守る活動そのものを支える仕組みでもあります。地元の方からも、「地域の外から関わってくれる人がいることが嬉しい」という声をいただいています。

2025年度は、棚田を守ることが、そのまま人のつながりを育て、生きものの環境を守り、学びの場をつくることにつながっていると、より実感できる一年でした。
これからも、上山の棚田を舞台に、たくさんの人と一緒に、この風景と暮らしを未来へつないでいきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

PDFデータはこちら↓


>来年度に向けて
2026年度はさらなる生物多様性保全の活動推進、1泊2日の自然体験プログラムや、学生ボランティアの受け入れ、企業や団体との関わりもさらに広げていきます。

もちろん、「今年度は田植えも稲刈りも行けないかもしれないけどまた来年行けることも楽しみに応援してるよ!」という方も大歓迎。
稲株主への関わり方が幅広いこと、これが上山スタイルです。

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