田植えが終わってホッと一息つけるのも束の間。田んぼでは草との闘いが始まりました。

草が生えてしまうと、本来であれば稲に吸収してほしい栄養を奪い取られてしまい生育が阻害されます。 そのため、棚田団で管理している田んぼでは、田植えから数日以内に薬剤をまいて草の発生を抑えています。
今年は薬剤の散布直後に強く長い雨に見舞われ、田んぼに溜めていた水が流れ出したことで薬の効果が薄れてしまった田んぼが多くありました。
田植えから約3週間が経過し、草の勢いが増している田んぼが出てきた中で、6月29日(日)には稲株主の皆さまと草取り作業を行いました。地味でしんどい草取り作業に参加してくれる方は毎年数人程度でしたが…
今年はなんと過去最多の42名が草取りのために上山に足を運んでくれました!

人・人・人のうれしい光景です。
草取り作業自体は何とも単純なものですが、場所によっては草に稲が埋もれていて、見分けるのに苦労している方も。みんなであーだこーだ話しながら横並びになって目の前の草を取っていきました。
炎天下の作業のため休憩も取りつつ、2時間で大小10枚の田んぼが綺麗になりました。棚田団メンバーだけなら何日もかかる作業があっという間に終わり、大助かりな1日でした。




草取り前線、横一線。 
子供たちも頑張りました。
写真の田んぼは棚田団で引き継ぐ前から水が抜けやすく、草が生えやすい圃場の一つです。過去からの蓄積でたくさんの雑草の種が落ちていて、以前まで作付けをしていたおじいちゃんも毎年頭を悩ませていました。
昨年から稲株主の皆さまと草取りをしてきたため、少しずつ草の生える量が減ってきています。さらに今年も一度綺麗にすることができたため、来年はより一層改善が見られるはずです。

before 
after

おかげさまで稲が元気に育っています。
草との闘いは田んぼの中だけではなく、田んぼ周りの畦や斜面、水路際や農道などでも繰り広げられています。
棚田団は月に1回のペースで田んぼの周囲の草刈りをしています。また、稲作をしていない農地についても、荒らしておくと 景観を損ね、獣や害虫の棲み処にもなることから、2カ月に1回は草刈りをしています。
棚田ではモグラが掘った穴などによって畦から水が漏れることがあり、そのままにしておくと穴が大きくなって、棚田の崩落につながってしまいます。そこで、田んぼごとに当番を決めて見回るのが私たちの日課です。
草刈りがきっちりされていると、そうした見回りの時にも歩きやすく、水の確認もしやすく、風通しもよくなり病害虫の被害も軽減されます。
傾斜がきつく崩れやすい棚田での農業だからこそ、暑さが厳しい夏にも必死になって草を刈り、見回りの頻度と精度を上げられるように心がけています。


こうして田んぼの内外で、草と人との根性試しが行われているのを横目に、稲は着実に大きくなってきました。
ここからは稲の生長、定点観測を写真でご覧ください。







あちらこちらで稲の緑が目立つようになり、集落の景色がこの1か月ちょっとでガラッと変わりました。

八伏棚田 6月27日 
八伏棚田 7月19日

後逧棚田① 6月20日 
後逧棚田① 7月18日

後逧棚田② 6月15日 
後逧棚田② 7月19日
今年は雨が少なく、池の貯水量が減ってきたことから、水の使用を制限しています。少なくとも8月末までは水を切らしたくないため、雨の日を願うばかりです。
8月に入るといよいよ稲穂が顔を出すようになり、それを出穂(しゅっすい)と言います。出穂するとイノシシが稲穂の匂いを嗅ぎつけて田んぼに攻め入ってくるため、天候や獣害など、稲刈りまではまだまだ油断できない日々の連続です。
引き続き、稲の生長を見守っていきます!
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